●2009R1(McNaught)彗星が明るい!
6月下旬から7月上旬にかけて明るくなることが期待されているC/2009R1(McNaught)彗星を、今朝、揖斐高原で観測しました。
1時20分に家を出て、現地には1時45分に到着。
着いてみると、肝心の東の方角から雲が出ていて、月も木星もかすんでいます。
でも、運よく彗星のある位置から東の低空だけが晴れていましたので、さっそく15cm双眼鏡を向けました。
視野に飛びこんできた彗星を見て、思わず「こりゃ、明るい!」と呟いてしまいました。
正確に測定したわけではありませんが、光度は5等か、もう少し明るい4等台です。
視直径は10分、コマが非常に輝くしっかりした彗星像です。
肝心の尾は、若干の薄雲と下弦の月明がある中でも1度の長さがありました。
薄雲と月明がなければ肉眼でも楽に見えたことでしょう。
何よりも嬉しかったのは、コマがしっかりと輝いていること。
私の長い経験から、コマが輝いて締まって見える彗星は明るくなります。
彗星本体からの揮発物質放出が盛んだということです。
この彗星、いよいよ楽しみになってきました。
これから月は細くなっていきますが、問題は天候。
そろそろ入梅です。
梅雨といっても晴れ間はありますから、天候をチェックしながら僅かな晴れ間を探して観測するようにしたいものです。
皆さんもぜひ、早起きしてこの明るい彗星をご覧下さい。
明け方の地平高度は、これからどんどん低くなっていきます。
北東の地平線が開けた空の暗い場所で見るようにして下さいね。
小さな双眼鏡や望遠鏡のファインダーでも簡単に見つかります。
