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2010年05月17日

●月と金星の大接近

16日夕方、暮れなずむ西の空を見た方は、程度の差こそあれ驚いたことと思います。
驚いたというより、あまりの美しさにうっとりした、という方の方が多いかもしれません。
まだ明るさが残る夕暮れの空で、三日月と金星が大接近していたのです。

「宵の明星」として知られている金星と三日月ですから、もちろん望遠鏡など使わなくても肉眼で良く見えます。
宝石のようにキラキラと輝く金星のすぐ下に、やはり金色の三日月。
これは素晴らしい眺めです。

220516moonvinus01.JPG

私は、自宅の近所から15cm双眼鏡で見ていました。
この日、月と金星は時間の経過につれて次第に接近し、やがては月が金星を隠す現象が見られたのですが、残念ながら日本では隠れる前に月と金星は西の地平線へと沈んでしまいました。
それでも、これだけ両者が接近するのは珍しいことです。
双眼鏡で見ると、細い月の表面にはたくさんのクレーターが見え、また月の欠けている暗い部分がうすぼんやりと光って見える「地球照」がきれいに見えていました。
「地球照」は、地球で反射された太陽の光が月まで届き、本来は見えない月の欠けている部分を照らし出す現象です。
地球照を抱いた三日月のすぐ上に金星が輝いているさまは、本当に美しい光景でした。

月と明るい惑星や恒星が接近する現象は、1年のうちに何度か起こります。
天文雑誌やインターネットなどで調べると、あらかじめ日時を知ることができますよ。

そうそう、この日は国際宇宙ステーションとスペースシャトルがランデブー飛行をするさまを見ることもできました。
15cm双眼鏡で夜空を移動していく両者を追いかけてみましたが、25倍ではさすがに形を見ることはできませんでした。

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コメント

こんばんは。

月と金星、私も見ました。
ISSとアトランティスの上空通過5分前に慌てて帰って来て、
北と東がよく見える近所の田んぼ道まで親を連れ出して、みました。
7度くらい離れて、アトランティスがISSを追っかけて行きましたね。
そのあと家に戻って望遠鏡を組み立てて、ゆっくり月と金星をみました。
金星は、ルイの最高倍率で見ると、欠けている様子がよくわかりました。
月と金星を親に見せて、「綺麗」と言うかと思えば、「カッコイイ」でした。
そ、そうかなぁ~?
そのあと、土星を見せて「可愛い」と。う、うーん。
ま、天気もよく、楽しく見られたようでよかったですよ。

昨夜の月と金星、ジョギングしながら見てました。月は結構動きますね。1時間半ほどでも固有運動を実感することができました。

ISSには気がつかなかったなあ。

Ogawaさん、こんにちは。

ISSとアトランティスの間隔、そう、7度ぐらいでしたね。
25倍のフジノンでも追いかけるとけっこう速いので、形がわかる程度の倍率で追いかけるのはなかなか大変そう。
今度、トライしてみます。

フジノンだと両者がちょうど良い具合に視野に収まりました。
でも、金星の形は倍率が低くてわからない・・・。
月と金星はくっきりシャープに見えますから「カッコイイ」、土星は帽子をかぶったようですから「可愛い」という見方は、確かにあるかもしれませんね。

おおのさん、こんにちは。

ジョギングしながら・・・。
健康的ですね。
私は月と金星の観望後、山へ星見に行きました。不健康・・・?(笑)

月の固有運動、けっこう速いですね。
できるだけ月と金星が近い時間帯に撮影しようと思っていましたが、高度が下がると透明度が落ちて写真の鮮鋭度も落ちる上に、地球照が写りにくくなるため、UPした画像はさほど両者が接近していない早い時間帯のものです。
ISS情報はOgawaさんが教えて下さいました。

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