●「むかし話とミュージックベル、星空の夕べ」を開催しました
昨夜は、私が勤務している揖斐川歴史民俗資料館主催で「むかし話とミュージックベル、星空の夕べ」というイベントを開催しました。
大型紙芝居でむかし話を楽しんでいただいた後、ミュージックベルで懐かしい唱歌や星に関する曲などを演奏、その後は月齢10の月や見ごろになってきた土星を楽しもうという企画です。
むかし話とベル演奏は、旧徳山村から移築した茅葺民家で行いました。
建築の専門家である館長が、民家の説明と昨年度実施したばかりの萱屋根葺き替え工事について解説をした後、いよいよむかし話とミュージックベル演奏のはじまりです。
200年以上昔の民家いっぱいのお客さんは、民家の雰囲気にぴったりのむかし話と、懐かしく暖かいミュージックベルの音色に酔っていました。
心配だった天気も夕方から快晴となり、日が沈んでからはいよいよ星見の時間です。
この時期にしてはとても寒い日でしたが、その分、透明度は抜群。
このブログでおなじみのogawa嬢による星座の解説後、4台の天体望遠鏡を使って天体を見てもらいました。
望遠鏡は、やはりおなじみのFurukawaさんの32cm反射、ogawa嬢の25cm反射、そして私の20cm反射と8cm屈折です。
シーイングもそれほど悪くなく、月のクレーターや土星の環に参加者は大感激。
星の色の違いを見てもらおうとogawa嬢が炭素星のオリオン座Wを導入、となりではFurukawaさんがオリオン座のトラペジウムを視野に入れ、赤い星と青い星を見比べてもらいました。
私の15cm双眼鏡は、月が明るいために今回はお休み。
終了後には、西美濃天文台の観望会に参加した、これまたおなじみの、おおのさんも合流(この寒空になんとバイクで!真のライダーだ!)、天文談義に花が咲きました。
揖斐川歴史民俗資料館では、サイエンスとしての天文学まっすぐではなく、地域の歴史や民俗とからめた情緒感のある星空体験を味わっていただこうと考えています。
難しくかまえることなく、むかし話や音楽、地域の食材や民具、星の和名などとパッケージにして、たとえば子どもの頃のお月見の思い出のように、心に残る星空を提供できればと思います。

コメント
こんにちは。
お世話になります。
/24(土)の夜はシーイングは微妙でしたが、良く見えてました。
自宅の庭先で観てました。最近、天候が悪い日が多かったんで、月が恋しかったです?
双眼鏡とロケット型天体望遠鏡で月齢10と土星、スピカを見ました。
干場一志
Posted by: 干場一志 | 2010年04月26日 14:24
干場さん、こんにちは。
シーイングは、前半はイマイチでしたが、後半は良くなりました。
20cm超の機材が3台ありましたので、月も土星もよく見えてましたよ。
Posted by: まっちゃん | 2010年04月26日 16:46
そうですね、間口を広げて敷居を下げる、ターゲットを就学中のコドモだけでなく大人にも広げる、天文「学」というほど難しく正確でなくても。裾野を広げることには意味があることだと思います。そんな中の10人に一人、いや20人に一人でも自然科学に興味をもっていただければ十分ですし、そんな下心は抜きにしても楽しんでいただければこちらもうれしい。
ちなみにわたしは変身したり悪と戦ったりしません。
Posted by: 通勤ライダー | 2010年04月27日 21:57
通勤ライダーさん、こんにちは。
「星」というと間口が広いのですが、「天文」というととたんに,
近寄りがたくなってしまいます。
星空は本来、人と身近にあったもの。
情感や感性という入口からアプローチできれば、また新しい切り口や関心を持っていただける層が増えてくるのではと思っています。
適切なコメント、ありがとうございます。
Posted by: まっちゃん | 2010年04月28日 08:37