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2010年02月12日

●強烈刺激!初めてのアルバイト

春休みが近くなると、高校生のときの初めてのアルバイトを思い出します。
一眼レフカメラと、当時流行った短焦点反射望遠鏡を買うためのアルバイトです。

同じ天文同好会のS君と応募したアルバイト先は、近くのクリーニング工場でした。
時給はめちゃくちゃ安かったのですが、当時は今ほどアルバイト先がなく、100人規模でアルバイトを採用するその工場はけっこう人気でした。
アルバイト初日、私たち学生は広い部屋に集められました。
ひととおりの説明が終わると、工場の責任者が、並んでいる学生の間を歩きながら部署割を行います。
どうやら体格を見ながら部署割をしているらしく、身体が大きく頑強そうな学生から順にどこかへ連れ去られていくようです。
となりに座っていた学生が「丈夫そうなヤツから順に辛い部署に配属されるらしいぜ」と囁くのを聞いた私とS君は、できるだけ身体を小さく見せるように縮こまっていました。
最後に残ったのは、私とS君を含めた数名。
縮こまっている私たちをいかにも胡散臭げな目で見た工場の責任者は「君たちはタオルだな」そう言って、担当の社員に私たちを預けました。
「タオルはラクらしいぜ。ラッキーだな」
学生の一人が嬉々として先頭に立って歩いていきます。

「タオル」とは、クリーニングが終わった主として病院用のタオルやシーツを畳む部署でした。
社員はおばちゃんばかり、おしゃべりをしながらいかにも楽そうな職場です。
タオルや寝巻き、シーツを畳むコツもすぐに覚え、こりゃいいぜ、と思ったのも束の間。
畳み終えたタオルを金属製のカゴに入れようとした私の指先に、バシッという音とともに激痛が走りました。
静電気です。乾燥しきった衣類と金属のカゴの間に静電気が発生するのです。
それからはひたすら静電気との闘いとなりました。
おばちゃんたちは慣れているようすですが、私たちアルバイトはたまりません。
軽労働には違いないものの、一日中、静電気の痛みに苛まれる辛さはほとんど拷問です。
カゴに触れるたび、私たちは「あうっ!」とか「おうっ!」とか叫びながら、責め苦の時間を過ごすことになりました。

他の部署では、濡れて重くなった洗濯物をいっぱいに詰めこんだ袋を、屈強な学生たちがヒーヒー言いながら運ばされています。
私たちは一日中、電気ショックの拷問。
働いておカネを貰うというのはかくも辛いことなのだなあと、しみじみ思いました。

で、何とか勤め上げ、ようやく購入した一眼レフカメラと100mmF6の反射赤道儀は、その後何年間も大切な愛機となり、天文雑誌に何度も写真を入選させてくれました。
その後もいろいろなアルバイトをしましたが、苛烈な電気ショックに耐えた初めてのアルバイトは、強烈な経験として今でも鮮やかに思い出すことができるのです。

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コメント

こちらは。

私の初めてのバイト?手伝い?は小学4年〜6年でした。前の自宅前に小さなショッピングセンターがありそこに来る牛乳屋さんの搬入の手伝いをし,いつもたばこ屋さんのばあちゃんがたばこの自販機に補充を手伝い!今は永眠されましたが、たばこ屋のばあちゃんには良くしていただいてました。
どちらもお金ではなく、牛乳屋さんからは、200mlのパック牛乳をもらい、たばこ屋さんからは、お菓子を貰ってました。当時は小学生!お金もらうより嬉しいですよ。

こんにちは。

子どもらしいお手伝いですね。
お金じゃなくてパック牛乳とお菓子を貰ったというところもいいですね。
たばこ屋のおばあちゃんも、がんばってお手伝いしてくれる子がいて嬉しかったことでしょう。

おばんです。

いつも楽しく読ませていただいております。
スターフェスティバルにミードのLXで参加させていただいておりました底抜けと申します。

私は帯電体質(?)でしたのでパン屋でパン運びのアルバイトをしていた時は静電気にはほとほと困りました。台車に触るたびに手と台車の間に青い火花が走ったものです。本気でアースをつけようかと思いました。では。

文責:底抜け

底抜けさん、はじめまして。

最後のスター・フェスティバルからずいぶん月日が過ぎてしまいましたね。
またいつか、みんなで楽しめるイベントを企画したいと思っています。

私もけっこう帯電体質です。
冬は、車のドアに触れるのが怖い!
車から降りるときは、ドアを開けた後、一度ドアの金属部分に触れて電気を逃がして降りるようにようにしています。一種のアースですね。
それにしてもあのバイトは参りました。
あれなら重い荷物を運ぶ方が良かったかも・・・(笑)

これからも、よろしければコメント下さいね。

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