2009年12月31日

●おねえさんに会いたい

先日、このブログでおなじみのogawa嬢が遊びにきました。
チャイムの音に玄関を開けると笑顔のogawa嬢が「ビビちゃんが出迎えてくれたの」。
私より先に彼女を出迎えたのは、我が家に7匹いる猫のうちでいちばんの古株であるビビさんでした。
ogawa嬢がビビさんに会うのは初めてではありません。
秋にも会ったことがあり、そのときの懐きようは、ふだん警戒心が強いビビさんとは思えないほどでした。
今回も、ビビさんをはじめ猫たちや、うさぎのアルネ君に会いたいといって我が家を訪ねてくれたわけですが・・・。

vivi091231.JPG

ビビさんの喜びようは近年にないほどでした。
ogawa嬢の前でごろんと横になり、撫でられれば喉を鳴らしながらogawa嬢の手や膝を甘噛みし、満足しきった表情です。
私のことは(たぶん異性として)愛し信頼しきっているビビさんですが、家族以外の、しかも一度しか会ったことのないogawa嬢になぜこれほどの親近感を示すのか、本当に不思議です。

やがて、ogawa嬢が帰る時刻になりました。
ogawa嬢を見送ってからビビさんが残っていた部屋に戻ると、足が悪くいつもはヨタヨタとしか歩けないビビさんがダッシュで玄関へ走っていきます。
玄関を探し、2階への階段を見上げ、廊下を探し、部屋に戻って何度もあたりを見回し、あげくはピアノの上に飛び乗って高い位置からもう一度部屋を探し・・・。
やがて私の足元に戻ってきたビビさんは、私の顔を見つめて「にゃ」と鳴きました。
『おねえさんはどこに行っちゃったの?おねえさんに会いたい』
ビビさんの声と表情がそう言っています。
「おねえさんは帰っちゃったんだ。しばらくは会えないよ」
私は答え、なんだか切なくなってビビさんをそっと抱きしめました。

翌朝もビビさんの問いかけは同じでした。
『ねえ、おねえさんはどこにいるの?おねえさんに会いたい』
玄関を見に行き戻ってきては、無邪気な瞳で問いかけます。
「また来てくれるから。それまで我慢して待っていようね」
そう答えるしかありません。

ogawa嬢は不思議です。
たった2回会っただけなのに、これほどまでにビビさんの心をとらえてしまったなんて。

いま、ビビさんは、私の足元で丸くなって寝ています。
ときどき笑顔を浮かべ、楽しげな寝言を言いながら。
おねえさんと遊んでいる夢でも見ているのかもしれません。

写真:ビビさん