●東京国立博物館
先日、東京へ行った際に、久しぶりに上野の東京国立博物館へ行ってきました。
国宝や国指定重要文化財がずらりと展示されているここは、文字通りわが国を代表する博物館です。
上野公園の一角を占める構内には、大正から昭和にかけて建築された本館、東洋館、表慶館、そして1999年に開館した平成館、法隆寺宝物館が並んでいます。
まずは東洋館から見学。
エジプトや中近東、中国、朝鮮など、東洋各地から収集された見事な遺物が並びます。
エジプトのミイラがいちばんの人気です。
本館は、日本のさまざまな美術品が納められています。
社会の教科書に載っていた美術品の本物が見られるのが大きな魅力。
展示室は黒を基調にしており、仏像などの展示物だけにスポットを当てる手法で、格調高く美しい雰囲気を醸し出しています。
平成館はちょうど「阿修羅展」をやっていて、上野駅から行列が続く大混雑。
阿修羅展はパスして、日本の古代の展示をじっくりと見学しました。ここでも、社会の教科書でおなじみの埴輪や土器が見られます。
法隆寺宝物館は、片隅にあるためか見学者が少なく落ち着いた雰囲気。
資料の劣化を防止するためにひときわ暗い展示室には、大小さまざまな仏像や仏具などがスポットを浴び、静かにたたずんでいました。
心をしんと落ち着かせる展示室です。
厳密に言えばここは美術館で、博物館学的な意味での博物館ではないと言われています。
古今東西の資料を「陳列」しているだけで、学習という意味での「展示」がされていないためです。
それはそのとおりなのですが、膨大かつ高品位の資料を一度に鑑賞できるのはさすがに国立博物館の名に恥じません。
このブログを読んでいる天文屋さんは、国立科学博物館には行かれると思いますが、すぐ近くの東京国立博物館にはあまり行ったことがないかもしれません。
機会があればぜひ見学してみて下さい。
「日本の文化って素晴らしい!」
きっとそう思うはずですヨ。
写真:法隆寺宝物館の仏像

コメント
こんばんは。
国立科学博物館はよくは知らないのですが、天文台の望遠鏡の写真はこの前ホーキングN博士が東京に行ったときに撮影されたのを観させて頂いたのですが、藤橋の天文台よりか、すごく立派な気がしたんですが、私Hの思い違い?
C14黒カセのH
Posted by: C-14黒カセのH | 2009年06月10日 00:35
あれれ。行かれたのは先週末ですよね?
同じ日かどうかは解りませんが、私も「阿修羅展」を観るべく上野に行ってましたよ。
でもおっしゃるとおりの大行列に恐れを成し入場を断念。
国立科学博物館の恐竜展を観て、同じチケットで常設も入れるとのことでしたので、
地球館2Fの「たんけん広場」で遠足の子供たちに混じって遊び倒して来ました。
国立博物館は私も好きで、仕事などで近くに行った際は時間があればよく行ってますよ。
昨年開催されていた「六波羅蜜寺の仏像展」なども平日は意外なぐらい空いていて、
僧形坐像を間近に観ることができました。
もちろん平常展もよく行きます。法隆寺宝物館、ポイント高いですよね。
Posted by: akapi | 2009年06月10日 12:49
Hさん、こんにちは。
天文台の望遠鏡というと、国立天文台でしょうか。
三鷹の国立天文台には、65㎝屈折望遠鏡(ツアイス製)があって見学可能です。
クラシカルな長焦点屈折は、いかにも「天文台の望遠鏡」という感じでめちゃくちゃカッコイイよく、私は大好きです。
科学博物館にも天文台があって、60㎝だったかな?望遠鏡がありますよ。太陽を見せてもらったことがあります。
Posted by: まっちゃん | 2009年06月10日 17:15
akapiさん、私が行ったのは5日です。
もしかすると近くにいたのかもしれません。
科学博物館は恐竜展、やってましたね。
西洋美術館ではルーブル展と、大展覧会を3つもやってるんですから混雑するわけですね
。
国立博物館の良さがわかるとは、さすがお目が高い!
法隆寺宝物館、おすすめですねー。
あの静寂感、心が癒されます。
Posted by: まっちゃん | 2009年06月10日 17:37
おお、阿修羅展をスルーできるとはさすが上級者。首都圏に出かける用のほとんどない私には真似できません。相模原にいたころに三鷹には一度しか行かなかったことが悔やまれます。
Posted by: おおの | 2009年06月10日 23:31
おおのさん、こんにちは。
阿修羅展、2時間半待ちということだったので・・・。
そういえば、相模原にいたことがあったんですね。
三鷹の国立天文台、SLPでツアーでも組んで行きましょうか。
構内見学だけでも、なかなかに感動しますよ。
Posted by: まっちゃん | 2009年06月11日 08:35
まっちゃん様
わたくしは、今週、東京出張でしたが、すこし時間があったので、東京芸大大学美術館で、尼門跡寺院の世界展を見てきました。
ご縁あって、尼門跡寺院13寺の1つ、中宮寺のご門跡様と知り合い、ご招待状をいただいたこともあって、ぜひと思い立ちました。改めて、女性の人生の奥深さを知り、深い感銘を受けました。
わたくしが伺った時は、西洋美術館のルーブル美術展が80分待ちでした。
上野の美術館や博物館が立ち並ぶあの1角、すてきですねぇ・・・
近ければ、時間が限り、浸っていたい場所でした。
Posted by: 竹内和美 | 2009年06月12日 21:04
竹内先生、こんばんは。
中宮寺というと、聖徳太子建立の寺院ですね。その御門跡様というと、元は皇族の血筋の方でしょうか。
素敵な時間を過ごされたのですね。
上野公園はよく行きます。
特に科学博物館は子供の頃から通いつめていました。
最近、改築されましたが、やはり古くからの本館が好きです。
科学博物館本館も国立博物館も、大正ロマンを感じさせる建物の意匠が素晴らしいです。
Posted by: まっちゃん | 2009年06月12日 21:57