●休止鉄道線を歩く
枯れ草に埋もれた線路・・・。
先日訪れた、大垣市赤坂にある西濃鉄道市橋線です。
といっても「そんな鉄道、知らん」という方が大半でしょう。
金生山の麓を通っていて、化石館や虚空蔵さんに行く際に踏み切りを通る線、といえば、「ああ、あの線路ね」と思う方もいるかもしれません。
石灰岩の山である金生山から鉱石を搬出するために貨物列車が一日3本ほど走るだけの鉄道で、それも路線の半分は休止、実情は廃線状態というマイナーな路線です。
写真は、休止状態にある部分。
実は私、こうした「廃の情景」が好きで、時折、あちこちの廃線跡や廃鉱山をふらりと訪れたりしています。
今でこそ思い出したように貨物列車が走るわびしい線ではありますが、以前は旅客営業も行っていたそうです。
写真の箇所が「市橋駅」のあったあたりですが、今は石灰岩の積み出し装置とプレハブの小屋が残っているばかりで、線路には何本もの木が生えていました。
廃墟や廃道がブームの昨今ですが、鉄道の廃線跡には、廃墟や廃道にありがちな陰惨な雰囲気がなく、哀愁や寂寥といった侘び寂びムードが漂っているのが好きです。
西濃鉄道の休止箇所には、使われなくなった石灰岩の積み出し設備がたくさん残されていて、興味深い産業遺産ともなっています。

コメント
こんにちは。
昨日はお忙しい中有難うございます。
私Hは、廃棄、放置(長年)されている車をよく見ます。山の中に廃棄してある車や畑の片隅にある車、ある意味感激します。それは、山にあるのは、自然の力によって腐敗します。中には間から木が伸びて車内を貫通して一体化います。
そういう物は自然破壊と言われてますがはたしてそうでしょうか?
C-14黒カセのH
Posted by: C-14黒カセのH | 2009年04月23日 23:17
放置された廃車、よく見ますね。
車を違法に捨てるのは景観上も良くありませんし、自然保護の観点からも問題が大きいですが、Hさんの仰るとおりそうした廃車の内外に草木が繁茂している様を見ると、自然の強さを感じますし、ある種の感慨とわび寂びを感じます。
いずれにしても廃棄された風物というものは、日本人の感性をくすぐるもののようです。
Posted by: まっちゃん | 2009年04月24日 08:49