●ファミスコで月を撮る
知事選挙や他のお仕事で、天文活動がほとんどできないので・・・ちょっと前に「ファミスコ60」で撮った月の写真などを・・・。
ファミスコは、ハレー彗星の頃におもちゃメーカーのトミーから発売された、口径6cm、焦点距離400mmのアクロマート屈折望遠鏡です。
おもちゃメーカー製、といっても馬鹿にしてはいけません。眼視にも写真にも使えるように設計された光学系は、シャープで色収差の少ない見事な像を結びます。
私は一時、「ファミスコで彗星を発見したらヒーローじゃ」と思い、彗星捜しに愛用したこともあります。K20mmアイピースをつけると、実視野2度、周辺部まできれいな星像で快適な捜索ができました。
今でも軽い観望にときどき使用しています。
この月の写真は直焦点で撮影したものですが、さすがに400mmの焦点距離ではスケールが小さく、あまり見映えがしません。
でも、色収差がほとんど見られないのはさすがだと思いませんか。
ちなみに、若干シャープ処理を行った他はほとんど画像処理なしです。
こんなすばらしいファミスコですが、一点だけウィークポイントがありました。
以前に太陽を投影したら、熱で鏡筒内部がちょっと溶けてしまいました。
考えてみればすべてプラスチック製のファミスコ、太陽に向けてはいけないことは当然ですよね。
すぐに気づいたので大事に至ることはありませんでしたが・・・。
