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2008年12月16日

●大流星雨の夢、再び!

2001年11月、日本の夜に華麗な大流星雨を降らせた「しし座流星群」。
母天体であるテンペル・タットル彗星も遠ざかり、もう活発な出現はないと思われていましたが、もしかすると来年、ふたたび流星雨が見られるかも知れないという期待がひそかに高まっています。

毎年、同じ時期に見ることができる流星群の活動は、彗星が軌道上にばらまいた細かいチリの帯と地球軌道が公差することによっておこります。
そうしたチリの帯のことを「ダストトレイル」と呼んでいますが、テンペル・タットル彗星が33年の周期で太陽に接近するたびにばらまいたダストトレイルは、惑星の引力などさまざまな要因で少しずつ異なった軌道を描いて太陽を回っています。ひとくくりに「しし座流星群」といっても、その実態は33年ごとに放出されたたくさんのダストトレイルの集合体というわけなのですね。
2001年は、そうしたダストトレイルのひとつが、たまたま地球と大きく接近したためにあのような大流星雨を見せたわけです。

実は今年も、そうしたダストトレイルのひとつと地球が接近し、1時間に100個前後というやや活発な出現が観測されました。
そして来年は、1466年にテンペル・タットル彗星が放出したダストトレイルの中心部を地球が通過することがわかっています。
そのために、1時間に500個超の流星雨が見られる可能性があるのです。

今のところ、活発な出現が見られるのは、日本時間で11月18日の6時40分前後と予報されています。
中国が最も適した観測地となるのですが、予報の前後数時間は活発な活動が続くと見られていますから、日本でも18日の未明、1時間あたり数百個の流星雨が見られる可能性があります。
2001年同様、来年も邪魔な月明かりはありません。問題は天候だけというわけです。

以前はあまり当たらなかった流星群の出現予測は、ダストトレイル理論の研究によって非常に当たるようになってきました。
ということは、かなりの確率で来年、流星雨が見られる期待が高まっているのです。

2001年の感動を再び、と思われる方、11月17日~18日は今から他の用事を入れないようにしておきましょう。
もちろん私も、何をおいても観測するつもりでいます。

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コメント

突然ですみません。
今日二日の私のブログで、しし座流星雨のブログにトラックバックさせて頂きました。
よろしくお願い申し上げます。

じっちゃん、こんばんは。
トラックバック、歓迎ですヨ。出現するかどうかは確言できかねますが、できるだけ多くの方に夜空を見上げてみてほしいと思います。
2001年の流星雨では、たしかに少し人生観が変わりましたね。

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