●詩「鏡」
鏡を見るたび
いつも後ろにいる人は誰かしら
女の人
べっとり濡れた髪をして
水の蒼さのその面差し
開いた口元は何かを言いたげで
私をじっと見つめているその眼が
海の底みたいに暗い
そういえば
前にはもっとぼんやり
遠くにいたような気がするけど
今では
すぐ後ろに立っている
だから
濡れた髪の一本一本まで見分けられる
それから
たしかに崩れ始めているその顔も
*毎度すいません。星に関係ない変な詩です。
ある朝、ふと鏡を見たら、あなたの後ろにこんな、見知らぬ女性が立っているかもしれません。
日を追うごとに近づいてきて変容してゆくその姿から、あなたはどうしても逃れることができないのです・・・。
