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2008年10月21日

●朝夕の北斗七星

あまり星に興味のない人でも「北斗七星」は聞いたことがあると思います。
7つの星が、ちょうど水を汲む「ひしゃく」の形に並んでいる北斗七星は、ひとつの星座だと思っている方も多いのですが、実際は「おおぐま座」の腰から尻尾を作る星の並びです。

hokuto1.JPG

「おおぐま座」は春の代表的な星座。
「ということは今は見えないんだ」と思われそうですが、実は北斗七星、夕方と明け方、どちらの時間帯にも見ることができます。

北斗七星は、北極星に近いところにあります。北極星といえば、いつも真北の空に光っていて一晩中、ほとんど動かない星です。そんな北極星の近くにあるために、北斗七星もそれほど大きく夜空を移動しません。北天の星が高く見える北海道の北部へ行くと、北斗七星が沈まずに一晩中、北の空を回っていくようすを見ることもできます。

残念ながら本州では、まったく沈まない北斗七星を見ることはできませんが、今の時期、夕方、暗くなってすぐの時刻には北西の低い空に横たわるように、夜明け前には北東の空に立ち上がるように見ることができます。
もちろん、高く昇って見やすいのは春なのですが、時間帯を選べば、北斗七星はほぼ1年中、見ることができるわけなのです。ちょっと意外ですね。

写真は、カメラのシャッターを開いたまま、5分ほど露出した北斗七星。
地球の自転のために星が動いて、長く伸びて写っています。

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