●川涼み
昨日は、娘と旧久瀬村の川へ行ってきました。揖斐川へ流れ込む支流のひとつです。
国道から入ってすぐの場所ですが、山深い渓谷の趣があり、涼しく静かで、泳ぐにも生き物観察にも絶好のフィールドです。
娘は夏休みの宿題を持って行きました。静かで涼しいので宿題がはかどるそうです。
でも、先客がいました。娘がいつも勉強机がわりに使っている平たい岩のある場所は家族連れに占拠されていましたので、仕方なく上流へ。
結局、上流には机代わりになるような岩はなく、宿題ははかどらず。
それでも水中の生き物を眺めたり静けさのなかでボケッとするだけで癒されるようで、娘は満足したようでした。
私は水着に着替えて少しだけ泳ぎました。この川は何段もプール状の淵があって、泳ぐには絶好なのです。
トンボが水面を飛び、湿った川岸には蝶が群れています。夕方になるにつれうるさいほどに聴こえてくるヒグラシの鳴き声。
「懐かしいな」と娘が言います。
「藤橋に住んでいた頃を思い出すね」
そう、旧藤橋村在住中は、朝に夕にヒグラシの声を聴いて夏が過ぎました。明け方など、ヒグラシの声で目が覚めるほど盛大に鳴いていました。
人口450人の山深い村で子ども時代を過ごしたことは、娘にとって何ものにも代え難い財産だろうな、大人になって都会に出たら、たまらなく懐かしい場所になるだろうな、そんなことを思いながら、娘と川風に吹かれていました。
