●熱帯の国より暑いこの頃
毎日、暑いですね。
温暖化の影響なのでしょうか、毎年、確実に暑さが増している気がします。
毎晩が熱帯夜で、エアコンのない我が家は寝苦しいことこの上なしです。
熱帯、といえば、数年前に仕事でタイへ行きました。
タイの北部にあるタカ村という田舎の集落でホームステイし、持参した望遠鏡で観望会を行うという異色の旅でした。
写真は、観望会を行ったタカ村の小学校。
南天の天体にやや戸惑いつつも、集まった100名近い人たちに生まれて始めての観望会を楽しんでいただきました。
観望会終了後、泊まったのは、板の隙間から星空が見える民家。
すぐ隣が広い田んぼで、カエルやらわけのわからない虫の声に混じって、放し飼いにされている牛の低い声がときおり聴こえ、板の隙間からは白いイモリが入り込んでくる異色の褥でした。
それでも、昼間は暑かったものの夜は風が通って涼しく、壁を這うイモリ(変な声で鳴きます)を眺めつつ、けっこう熟睡したことを覚えています。
そう、この頃の日本国は、タイよりも確実に暑くなっています。
タイでは湿度がさほど高くないので、気温は高いながらしのぎやすいのです。
日本にステイしていたタイの人に聞いたところ「日本は文化的でいいところだけど、暑くて寒いのにはとにかく参った。特に夏の暑さは耐え切れなかったよ」と言っていました。
高温多湿の日本国の夏は、熱帯の住人にとっても耐え難いようです。
あのとき持参した2台の屈折望遠鏡は、そのままタカ村に寄贈してきました。
今でも時々は使われているかな、またそのうち現地を訪れて、村の人たちといっしょに南天の星空を眺めたいな、そんなことを思います。
