●猫の死(2)
ウチに8匹いた猫の一匹、猫夜叉くんが、先日、母猫だったマーブルを追うように死去しました。6歳でした。
死因は、マーブルと同じ慢性腎不全。
痩せて水ばかり飲むようになり、何度か入院もしましたが、甲斐なく逝ってしまいました。
マーブルの子どもと書きましたが、猫夜叉くんは実の子どもではありません。
以前にも書きましたが、娘の友だちが拾ってきた、まだ目も開いていない子猫を家族で育てあぐねていたところ、たまたま子育て中だったマーブルに預けたら、他の2匹の子猫といっしょに育ててくれたというエピソードがあります。
もちろん当の猫夜叉くんは、そんな赤ん坊のころの事情など知るはずもなく、マーブルを本当の母親だと死ぬまで信じていました。
3匹の子猫のなかでも、マーブルと猫夜叉はとくに仲がよく、よくいっしょに外へ出て行っては、いたずらを繰り返していました。
マーブルが死んだときも、猫夜叉くんが死んだときも、猫部屋の猫たちはいつになく静かでした。悲しいかどうかは別として、何となく異常が起きたことはわかったのでしょう。
あとに残った動物は、猫が6匹とうさぎが1羽。
うさぎのアルネ君も高齢ですが、今のところは元気です。
動物を飼うのは大変ですが、得がたい楽しみや経験を与えてくれます。
よく「死ぬのがいやだから動物は飼わない」という人がいますが、人であれ動物であれ、いずれ死ぬ定めです。
死をいたずらに恐れたり悲しむのではなく、飼い主と動物が、より良く生かし生かされてそれぞれの価値観をまっとうできるようにともに暮らしていくことが大切なのではないでしょうか。
写真:元気だったころの猫夜叉くん
