●明るい流れ星を見かけたら
秋は、明るい流れ星が多い季節です。
仕事がら、一般の方から、ときどき「大きな流れ星を見た」という話を聞きますので、以前に藤橋村の広報に掲載した文章を再掲します。
このブログを読まれている方のなかで、もし明るい流れ星を見かけたら、以下の要領でメール等で教えてください。
以下、本文です。
夜道を歩いていて、あるいは車を運転していて、ふと流れ星を見かけることがあります。
静かな夜空に一瞬のコントラストを添えてくれる流れ星は深く心に残るものですが、中にはとても明るいものもあり驚かされます。
流れ星のうちで、特に明るいものを「火球(かきゅう)」と呼んでいます。明るい火球は、たくさんの人に目撃され、マスコミや天文台などに多くの報告が寄せられますが、こうした報告かを集めることによって、さまざまな宇宙の謎がわかってきます。
■ 火球の重要性
火球のうち、特に明るいものは、「隕石」となって地上まで落ちてくることがあります。
星はどれもとても遠いところにあるので、手に取って観察することができません。でも、隕石は別です。宇宙から落ちてきた隕石を調べることで、私たちは地球以外の天体を直接、調べることができるのです。
隕石が落ちてくることはとても稀なようですが、実はそうでもないようです。ある学者は、毎日千トン近くの物質が、宇宙から降ってきていると言っています。地球上で人間の住む場所はごく限られていて、人の入らない山や砂漠、海に落ちた隕石はほとんどが見つからないのです。
■ 隕石発見の手がかり
ところが、たくさんの人からの火球の報告を集めてゆくと、隕石の落ちた場所がわかります。大体の場所がわかれば、その辺りを大人数で探すことにより、隕石を見つけられるチャンスが増えてくるのです。
■ こんなことに注意して
宵の明星よりも明るい火球を見かけたら、落ち着いて次のことをメモしてください。
①時刻 ②方角と高さ ③明るさ(例・金星くらい、半月くらい)
④火球が飛んだあとに白いすじが残ったか ⑤色 ⑥音の有無 ⑦目撃場所
以上の内容を、松本まで連絡いただければ、専門の機関に報告し、宇宙の研究に役立たせていただきます。
藤橋村「広報ふじはし」2000年11月号掲載
