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2007年07月11日

●いつでも一緒? 織姫星と彦星

少々、古い話題になってしまいましたが、7日(土)は七夕でした。
プラネタリウムでは、笹に飾り付けをし、短冊を置いて来館者に自由に願いごとを書いて貰いました。
願いごとの内容は、案外と慎ましいものが多く、家族が健康でありますように、的なものが最も多かった気がします。

tanabata1.jpg

この日は、25名ほどのミニ団体さんが来館され、プラネタリウムを観覧後、別室で30分ほど星の話をしました。
ちょうど七夕でしたので、
「今夜、織り姫星と彦星が実際に夜空を動いて会えると思いますか」
と尋ねてみると、低学年の子どもが多かったにもかかわらず、そう思うという回答はゼロでした。
ふたつの星の間は16光年離れており、お互いが光の速度で歩み寄ったとしても出会うまでに8年かかってしまいます。
それ以前に、七夕はあくまで伝承ですから、実際に両星が動くことはありません。
その意味では、子ども達の反応は的確でした。
ただ、なんだか夢がないようなお話しですので、
「広い宇宙では、16光年なんて目と鼻の先です。そう考えれば、織り姫星と彦星は、いつでもすぐ近くに寄り添っているといってもいいかもしれません」
そう締めくくっておきました。

そう、私たちの住む銀河系だけで10万光年の直径があります。
現在、考えられている宇宙の果ては、130億光年から140億光年の彼方。
そのスケールで考えれば、半径25光年ほどの距離にある織り姫星と彦星、そして太陽やシリウス、プロキオンといった星々は、ひとつの家に住む家族のような存在なのですネ。

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