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2007年02月21日

●お母さんたちに人気の観望会

昨夜は、大野町立北小学校へ出張観望会に行きました。
夕方までよく晴れていたのですが、暗くなると薄雲が出はじめ、折から西の空に見えている三日月と金星も、時折かすむようになってしまいました。
それでも、それ以上、天候が悪化することはなく、薄雲が出たりなくなったりする状態の下、午後6時30分から午後8時まで、望遠鏡3台(20㎝反射、15㎝屈折、15㎝双眼鏡)を使って、月、金星、土星、冬の星雲・星団を楽しみました。
こうした観望会の常として、子どもさんよりもお母さん方の方が熱心でした。子どもたちは、夜間に外出できることに興奮してどうしても走り回り、星への興味は途切れがちなのですが、お母さん方は「宇宙人っているんですか」とか「宇宙の果てはどうなってるんですか」などと好奇心いっぱいで質問してきます。
終了時には「すごく楽しかった。また参加したい」という方が何人もいて、嬉しくなりました。
できれば、満天の星空を見て欲しいのですが、夜間の移動はさまざまな制約があり、行政主催の観望会では難しいようです。
バスでも仕立てて藤橋か揖斐高原にでもたくさんの人を連れて行けるといいのですが。

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コメント

お母さんたちにウケるのはこんな要因があるのではと分析しています。
・科学技術の成果に囲まれて生活しているものの、それらをほとんど意識していない。
・科学の中では漠然と天文/宇宙分野が最高峰だと認識している。
・ブラウン管や液晶パネルを通さないで見る本物には慣れていない。
・日常の中に現れた非日常な機械「望遠鏡」による先端科学が、覗くだけの簡単さで体験できる。

子供たちはそこまで長く日常に浸ってきていないので、驚きは相対的に少ないのでしょう。次世代を担う子供たちがもっと喜んでくれると見せてる方はうれしいのですが。
(ここで「将を射んと欲すれば、先ず馬を射よ」なんてコトバにふれると馬呼ばわりするとは何事かといわれそうなのでやめておきます)

おおのさん、こんばんは。
なるほど、的確な分析ですね。さすがです。
おおのさんの分析に加えて、「星ってやっぱりロマンチック」という意識が、特に女性の場合は根底にあることを感じます。
科学への憧憬と宇宙への漠然としたロマン、そしてUFOや星占いといった曖昧だけれど心を惹かれる領域との微妙な接点という視点で、お母さん方は観望会に参加しているように思われます。
それだけに、そうしたお母さん方のニーズ、というか傾向をきちんとフォローできれば、彼女らはかなり満足してくれます。
子どもは、想像力が大人に比べて未発達であるため(言い方を変えれば正直であるため)、ある意味ではお母さん方よりもずっとシビアで、きれいな対象を見ればきれいと歓声を上げるし、観望会の途中で曇ってしまったりすれば途端に関心をなくしてしまいますから、フォローするのが難しいお客さんです。観望対象の天体がどう見えるか、あるいは突然の曇天などは、物理的な問題であって、私たちの話術や人心掌握術でどうこうできることではないからです。
以前にブログにも書きましたが、幼児対象の観望会はなかなかの難物でした。
まあ、年齢・性別、さまざまな方が望遠鏡を覗かれるからこそ、観望会も面白いのですが。

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