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2006年12月30日

●モズのはやにえ

ウチでしばらく飼っていた雌のカマキリが、とうとう死んでしまいました。
その日は暖かかったので、日光に当ててやろうとカマキリを庭の木にとまらせておいたのです。
カマキリを庭に出してから5分も経たないうちでした。何となくざわざわした厭な気配が庭から漂ってきたので急いで外に出てみると、カマキリがいません。

hayanie1.jpg

しばらく探すと、首から上を食われた姿で枝に突き刺されていました。いわゆる「はやにえ」というヤツです。冬鳥であるモズの習性で、昆虫や小動物を捕らえ、木の枝に突き刺しておくのです。
腹の部分はまだ動いていましたが、どうすることもできませんので、とりあえず写真を撮りました。

カマキリは普通、11月いっぱいまでには寒さのために死んでしまいます。ところが今年は、暖かい日が続いたために、永らえていたカマキリが結構いたようなのです。たまたま庭にいたそんなカマキリを家の中にいれ、カメムシなどを与えていたのですが、思いがけない最期となってしまいました。
寒くなるにつれ餌の昆虫を入手することが難しくなっていましたし、いずれは寒さで死んでしまうのですから、むしろ他の生き物の栄養になった方が、自然の理にかなったことであったかもしれません。

私が星を好きになったのは小学校5年生の頃です。それまでは昆虫少年でした。
中でもカマキリは大好きで、野原で捕まえてきては庭に放して生態を観察することが楽しみでした。
今でもカマキリには思い入れがあります。秋の好日、道路の真ん中で日向ぼっこをしているカマキリを見つけると、車に轢かれないように草むらへ戻してやったりもします。
虫といえばカブトムシやクワガタが人気ですが、私は今でもなぜかカマキリが大好きです。肉食獣的な、あの精悍さに惹かれるのかもしれません。

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