●視線が痛い水星の日面通過
今日は水星の日面通過でした。
このところ非常に仕事が忙しくて準備もなかなかできず、前日の晩になってから機材を準備、工作の得意なカミさんに減光用フィルターの枠を作ってもらい、何とか間に合わせることができました。減光用のフィルターは、職場のOさんのご好意で頒けていただきました。
使用機材は8㎝ED屈折と天文台のEM200赤道儀、それにコンパクトデジカメとソニーのビデオカメラです。
近くにある公共施設の駐車場に機材をセッティングし、さあ、撮影しようと思ったら、ちょうど出勤時間帯で、町役場の職員さんが車で来るわ来るわ、中には知り合いもいて、急遽アイピースに差し替えて覗かせてあげることも何度かありました。
天候はまあまあでしたが、折からの冬型でシーイングは最悪。太陽の縁でピントを合わせるのに非常に苦労しました。ピントの山がぜんぜんわからないのです。
そこは職人的カンで何とかピントを合わせたところ、今度はビデオカメラが突然の不調。
仕方なくいったん外して、デジカメで数枚撮影し、ビデオカセットを入れ換えたら回復。再度、ビデオを接続して撮影を続行しました。
昼間なので極軸が心配でしたが、前日の晩に北極星の位置はだいたい確認して地上の目標と合わせておいたところ、ほとんどドンピシャ。たまにコントローラーで修正してあげるだけで済みました。
何とか撮影は終了。家に戻ってテレビに接続して見たところ、思ったよりもシンチレーションの影響は少なく「とりあえずは見られる」映像となっていました。
それにしても、昼間の現象は通行人の視線が痛いですね。やっぱり天文家は、夜中に人知れずこそこそやっているのがいちばん(?)と思いました。

コメント
こんばんは、
こちらは、博物館の前に
ボランティアが望遠鏡を
持ち寄り観望会をしました。
通りがかりの人に声をかけて
見て頂きました。
ハイビジョンカメラで撮影した
映像はNHKのニュースで流れました
その後はそちらに遊びに伺いました
18日のお披露目、沢山の住民の方が
集まると良いですね。
これを機会に藤橋村のから揖斐川町の
天文台と、町の人に思ってもらうと
いいですね。
Posted by: 生川 | 2006年11月11日 00:36
生川さん、こんばんは。
またまた遅RESですみません。
日面通過の日は休みで、大野町で撮影に専念していましたので、お目にかかることができませんでした。
昼間の現象の場合、街中の施設のほうが一般の方には公開しやすいですね。
暗夜の現象であれば、空の暗い西美濃天文台のような場所の方が良いのですが。
今回の現象では、街中の施設がどこも活躍されたようで、多くの市民が珍しい現象を見ることが出来てよかったのではないかと思います。
Posted by: 松本幸久 | 2006年11月26日 11:40