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2006年10月27日

●藤橋の光害防止型照明

この写真、何だかわかりますか。
実はこれは、揖斐川町役場藤橋振興事務所前の電柱に設置されている光害防止型の照明器具です。地面のみを効率よく照らすように深い傘がついている他、傘には夏の大三角付近の星が小さな穴で穿たれています。旧藤橋村内には、これと同じタイプ、または星座を描いていない簡略タイプの光害防止型街灯が何本か設置されており、その付近ではまさに「地上は明るく夜空は暗く」という理想の夜間照明が実現しています。

kougai1.JPG

この照明器具が設置されたのは、かれこれ10年ほど前のことになります。
その頃、旧藤橋村は「星のふる里」として売り出し中であり、西美濃天文台の活動がひとつのピークを迎えた時期でもありました。村当局も光害防止型照明の設置に理解を示し、プロトタイプ製作と設置の予算を認めてくれたために、こうした街灯を設置することができたのです。
それならばその後、村内にこのタイプの照明がどんどん増えたか、といえば、そうではありませんでした。プロトタイプを見た役場上層部と住民の「これでは暗い」という評価、また当時の為政者の「明るいことは発展の証」というポリシーによって、村内の街灯全てを光害防止型に置き換えようとした私たちのもくろみは潰え去ったのです。

もちろん役場上層部や住民に対しては、傘の設置により地上の明るさは確実に増していることを説明したのですが、「電球そのものが見えないと明るく感じられない」という感覚的な意見に押し切られ、また「明るいことはいいことだ」という為政者の姿勢を変えることもままならず、それ以上の進展はないまま、町村合併を迎えることになったのでした。

町村合併前からは、徳山ダム工事によって天文台周辺の光害が一気に増加し、天文台職員は雌伏の時を余儀なくされたのですが、私はあきらめてはいません。
町村合併のゴタゴタも一段落し、徳山ダム工事も終わりに近づいた今、再び満天の星空を取り戻す活動を始めなくてはならないと思っています。
天文台の移設もようやく完成に近づき、もう一度はじめの一歩を踏み出すときがきたのだと考えているのです。

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コメント

応援してます。
しかし私ら星屋が具体的にできることはなんでしょう。域外居住者の我々が揖斐川の地域社会にどう貢献したものか。スタフェスが復活したところで年に一回。もっと多く、もっと大きく、できる範囲で。答えは見つかっていません。

私も応援しています。
投書でもしましょうか?
効果的なのを教えてください。

おおのさん、生川さん、こんばんは。
応援いただきありがとうございます。

そう、具体的な応援策というと難しいですね。町長に投書、という手もありますが、あまり政治的な立ち回りはどうかとも思います。

もう少し考えてみます。単に藤橋のことだけではなくて、星空を取り戻すために何をしたら良いのか、大きな視点で考えたいですね。

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