●主望遠鏡が搬入・設置されました
建物はほぼ完成に近づいた西美濃天文台に、主望遠鏡の搬入・調整が行なわれています。
クレーンで吊り上げた望遠鏡を、スリットからドーム内に下ろし仮固定。一昨夜と昨夜をかけて、光軸調整、極軸調整作業を行いました。
一昨夜、私は宿直のために立ち会えず、今回の天文台移転作業のチーフである小栗さんが一晩中立会いました。昨夜は私も立会い、比較的透明な空の下、極軸調整作業を見守りました。
60センチという大きな望遠鏡のため、極軸望遠鏡で覗いてハイおしまい、というわけにはもちろんいきません。おおまかに合わせたあとで、各方角の星を追尾しながらズレを少しずつ調整します。
23時近くまでかかって調整を行い、終了と同時に全天が曇りました。うまい具合に、調整作業の間は晴れていたことになります。
昼間は暑かったのですが、さすがに夜は冷え込み、秋の星座が高く昇っているのを見上げて、季節の移ろいと、わずか半年ほどでよくぞ望遠鏡設置までこぎつけたなあと感慨深いものを感じた昨夜の調整作業でした。
旧天文台に比べてドームが大きくなったために、観測室内は非常に広く感じられます。
