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2006年09月21日

●初秋の夜に

昨夜も観測に行くつもりだったのですが、夜になると透明度がかなり悪くなりましたので、夜空を見ながら夜の散歩に出かけました。
いつもは、繁華な通りを避けて畑の中の道を歩くのですが、昨夜は気分を変えて国道沿いの道を歩くことにしました。
歩道を歩く私の傍らを、何台もの車が通り過ぎます。夜の風に身を任せて歩いていると、車のスピードというものが空恐ろしいものに思えてきます。どの車もそれほど無茶なスピードを出しているわけではなく、せいぜい時速50kmというところなのですが、歩いている身から見ると、そんなに急いでどこへ行くという気がしてきます。
同時に、人間という生物に適したスピードは、やはり歩く速度なのではないかと、そんな気持にもさせられます。
国道からわき道にそれると、とたんにあたりは暗くなり、虫の声が私を包みこみました。
車の走行音とはまったく異なる優しい音色にほっとしながら、やはり人間は自然の中で生きるべきなのだ、排気ガスと騒音を撒き散らしながらひたすら目的地に向って突っ走る、そんな馬鹿げた道具に身を任せていてはいけないのだ、ふと何かの啓示のようにそんなことを思います。
時折立ち止まって見上げる夜空には夏の大三角が西に傾き、北東からはカシオペア座が高く昇り始め、歩くほどに心が静かになるのを感じながら、ただ黙々と歩いた初秋の夜でした。

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コメント

こんばんは、松本さん
星を眺める習慣が出来ると、
星座で、季節感を感じることが出来ますね

しかしながら、お客さんと話していると
星で季節感を感じることは出来そうに
ない様ですね。
カレンダーや時計は便利ですが
自然と人を離してしまったようですね

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