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2006年08月08日

●きらめく水面を見つめて

毎年、夏になると、揖斐川町久瀬の、とある川へ行きます。揖斐川に注ぐ小河川ですが、何段にも連続する淵に樹木が鬱蒼と覆い被さり、光と影の躍る水面はあくまで澄んで、非常に内省的な気分にさせてくれる場所です。

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昨日は家族でその川に行き、夕方まで泳いだり、石を拾ったりして過ごしました。写真の箇所は深い淵になっていて、トンボやカゲロウが飛び交い、魚が跳ね、昼間はカジカガエルが、夕方にはヒグラシの大合唱となる私のお気に入りの場所です。
そんな場所で、時に泳ぎ、あるいはきらめく水面を見つめて過ごす無為の時間は、何ものにも替えがたい至福のひとときに思えます。
そう、一人で満天の星空を見上げているときの幸福感と似ているかもしれません。わずらわしい他人との関わりから遮断され、自然に抱かれる安らぎ・・・。

私は、宗教や神様を信じませんが、そんなひととき、たしかに自然には何らかの思惟が宿っている気がします。人格を有する思惟ではありません。地球という惑星が持つ生命のエネルギーの総体が放つ思惟です。
そんな超人格的な存在とひそやかな会話を楽しみたくて、私は山野を歩いたり、星空を見上げるのだと思っています。

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