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2006年07月28日

●月にまつわる言い伝え(旧藤橋村)

折に触れて、地域で天体に関する言い伝えや伝説を収集しています。
とはいっても、星を方角や航海のしるべとして使っていた海辺の地域と比べると、山間地では驚くほど天体に関するそうした情報が乏しいのが実情です。
そんな中で最近、西美濃プラネタリウムで働いて下さっている方から月にまつわる地域の言い伝えを聞くことができました。

1.月の暈(かさ)に関して
①破れ暈(暈の中に星が見える)は天気が良くなる
②暈の中に星が見えない場合は天気が悪くなる

2.月の西側に星が近いと身内に不幸がある

太陽や月が暈を被ると天気が悪くなるというのはどこでも言われますが、暈の中に星が見えるのは、上空の気温が低く、細かな氷の雲が薄く空を覆っている場合だと思われます。強い冬型の場合、旧藤橋村辺りでは時雨模様の天気となりますが、弱い冬型の場合は逆に快晴になることが多くなります。
月の暈の中に星が見えるというケースは、おそらく弱い冬型の天候なのでしょう。地域性を表した言い伝えだと思います。
「月の西側に・・・」については、根拠がわかりません。西方浄土のある方角、ということからこうした言い伝えが生まれたのでしょうか。

他にも、揖斐谷、春日谷に伝わる星がらみの言い伝えをご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい。

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