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2006年07月14日

●合歓の花

うっとおしい天気が続くこの時期、プラネタリウムへ通う道沿いには、合歓(ねむ)の花があちこちに咲いています。
遠くから見ると、薄桃色の雲のように見えるのですが、近づいて観察すると、糸のように細い花弁が集まって、一つの花を作っていることがわかります。
子細に観察すればするほど上品で精緻な造形で、なぜ自然はこれほど緻密な芸術品を作ることができたのかと感心してしまいます。

nemu.jpg

「ネムノキ」という名前は、夜になると葉が閉じることに由来しています。
その様子が眠っているように見えることから「ネムノキ」。
まめ科の落葉小高木で、秋にはインゲン豆のような鞘に入った実をたくさんつけます。

不思議なのは、木によって色合いが微妙に違うことです。基本はピンク色なのですが、白に近い淡いものから真っ赤に近いものまで、さまざまなのです。
アジサイのように土の酸性度によるものなのか、他に原因があるのかわかりませんが、時に真紅に近い合歓の花を見つけると、川沿いにいくらでもある木だけに、かえってその鮮やかさに心を動かされます。
庭木としても植えられるネムノキですが、やはり山中の水辺にひっそりと咲いている姿が一番きれいに思えます。

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