●出張観望会はフェイルセーフが基本!
昨夜は、関が原青少年自然の家での出張観望会だったので、天文台から、20cm反射(バイザック)とフジノン15cm双眼鏡(ED・対空型)を車に積み込んで出かけました。
対象が小学生20人ほど、見る天体は土星と木星、それにプレセペ、ミザールということからそうした機材を選んだのですが、途中、自宅に寄って、私物の20cm反射(VMC-200L)をさらに積み込んでから現地へ向いました。
都合、3台の望遠鏡を積んでいったわけですが、ちょっと望遠鏡を知っている人であれば「どうして同じような仕様の20cm反射望遠鏡を2台も積んでいく必要があるのさ」と疑問に思った方もいるかもしれません。
実は、これも長年の経験による知恵なのです。
天文台で行なう観望会と違って、出張観望会では、機材の不具合や、たったひとつ部品を忘れただけで、望遠鏡が使用できないという事態が起こりえます。
もちろん、そんなことのないように機材は常に手入れをし部品も揃えておくのですが、人間は物忘れや勘違いをしますし、望遠鏡という機械は壊れやすいものです。
万一、持参した望遠鏡が使用できない事態になれば、無駄足というだけでなく、お客さんの期待を裏切ることになってしまいます。
そうした意味で、私はできるだけ「予備の望遠鏡」を持参することにしています。実際、これまでにも何度か予備機材で急場をしのいだことがありました。
幸い今回、私物の20cmは使用しないままでした。
家に帰りつき、ああ、今夜の観望会も無事に終了してよかったなあと思いながら、数時間前に積み込んだばかりの20cm反射望遠鏡一式をおろした次第です。
(写真は今回使用したものと同じ20cm反射望遠鏡と15㎝双眼鏡です=撮影日は異なります)
